夢日記 〜世界の中心に、会いに行きます〜
さっき夢みました。
長いので箇条書きで説明すると、
- 主演はごっちん&あっち
- アッチは何故か春野サクラのコスプレイヤー
- そのアッチのコス写真をいつも嫌々撮らされているゴッチン
- ネットなどで猛烈な勢いで人気を集めるレイヤー『☆あち子★』
- 外の蝉の大合唱と対照的に、ゴッチンの撮影スタジオでは今日もシャッター音が静かに鳴り響く
- 「なぁ、ちょっとそろそろ自粛しろよこんな芸能人みたいな事…」
- 「いいじゃん、あたしの勝手じゃん!」
- 「この際言うけど、お前2chとかで何て言われるか知ってんの!?」
- 「知ってるよ!…でも時間が…無いの…」
- 「なに?何か言った?」
- 「何も言ってない!大体、何でアンタにそんな事言われなきゃいけないのよ!」
- 「…!そ…それは…!!」
- 「ほっといてよね!」
- 「…ちょっ、待てよ!!」
- ある日アッチが見知らぬ男(妻夫木聡)と二人で歩いているのを見かけるゴッチン、動揺
- 『なに俺ドキドキしちゃってんだよ…』
- その後風邪をこじらせ病院に行くゴッチン、そこで偶然例の男と出会う
- 「あ、アッチの彼氏!…さん…ですよね」
- 「カレシ?…はは…そんなんじゃないよ」
- そこで彼、町田が医者である事、アッチがこの病院に通っている事を知る
- 「彼女、どっか悪いんですか…?」
- 「なにも聞いてないのかい?…そっか、いや大した事じゃない、ただちょっと時間のかかる病気でさ、だからね」
- その彼の一瞬曇った表情に一抹の不安を覚えるゴッチン
- 次の日、新しい衣装の撮影に付き合うゴッチン、動揺を隠せない
- 「ちょっと〜集中してよね〜さっきからミスばっかじゃん!」
- 「昨日、町田さんと会った」
- 「え…。」
- 「大した事ないんしょ?一瞬でも心配しちゃった俺の動揺返せっつーの!ハハハっ!!」
- 「うん…ハハッやだよ〜っだ!なに、心配してくれちゃった!? ねぇ!」
- 「うっせーよ!おら撮るぞ!」
- 「…いつも、アリガトね、写真」
- 「…なんだよ急に改まっちゃって、…うん、俺も、アッチ撮るのは、楽しんでやれてるから…」
- 「…うん。…あのね、実は…!」
- とココでタイミング悪くイヅル君登場「ナニナニ〜俺お邪魔しちゃった!? え、ゴォメ〜ン!」
- その日は結局そのまま飲み会、皆で集まって楽しんだ
- 朝、ゴッチンが撮影スタジオに帰るとアッチのカバンが
- 悪いと思いながらも中を覗いてしまうゴッチン、そこにはカルテが
- 「…なんだよコレ…」
- 駆け出すゴッチン、アッチのもとへ
- 花の木コーポへ着くとそこには人だかりが。泣きじゃくるリカちんが駆け寄ってくる
- 「アッチが…アッチが…ヒグ…ウゥ…」
- アッチは実は不治の病におかされており、いつ容態が急変してもおかしくない状態だったのだ
- 「そ…そんな…だっていつも元気にサクラの格好で…」
- 何度病院へ行っても完全に面会も禁止され、ただ容態が改善する事を祈るしかないゴッチン
- アッチの母が病室の扉を閉める「アユミ、またゴトウさんが来てらしたけど…」
- 「いいの…こんな姿、見せられないよ…」
- 病室の窓から帰って行くゴッチンの背が見える 北風がガラスを打つ
- 『俺…いままで沢山アッチを撮った…けど…アッチの、本当のハセガワアユミを…俺は撮ってたのか…?』
- 後日、アッチの元へ小包みが届く ゴッチンからだ 手紙を読むアッチ
- 「アッチ、元気かい?まぁ病人に元気って聞くのもおかしな話だね。」クスッと笑うアッチ
- 「今日は、俺が愛用してたロモカメラを贈るよ。俺だと思って、俺の目だと思って、今のアッチの目に映る風景を撮ってくれ」
- 箱からカメラを取り出すアッチ「…な〜にが『俺の目』よ、カッコつけちゃってさ…」
- それから、毎日のようにゴッチンから写真が送られてくるようになった 何気ない風景の写真
- だがアッチから写真が送られてくる事は無かった それでもゴッチンは写真を送り続けた
- ある日、ポストに封筒が
- 「まさか、アッチから!?」
- 急いで封を切るゴッチン、だが、それは前回ゴッチン自身が送った封筒だった
- 「えっ…?どうして…」 封筒に『受取人不在』の印が
- 病院に行くと町田医師が待っていた
- 「彼女は、亡くなった」
- 「…そうですか」
- 「コレを…。」 そういうと町田は一本のフィルムを差し出した
- 「コレ…彼女の?」
- 「あぁ。君に渡すように頼まれた」
- 帰宅し、現像室で一枚一枚現像していくゴッチン
- 窓から見える青い空、少ししおれた花瓶の花、看護婦さん、全て同じ場所からのアングル
- 「ほとんどブレてんじゃん、下っ手クソやなぁ…」
- 最後の一枚、段々と現像液の中で浮かび上がってくる写真
- ゆっくりと液から取り出す
- それは、やせ細った体で春野サクラの衣装をまとったアッチの写真だった
- 泣き崩れるゴッチン 「俺は…俺は彼女のこんな一生懸命の姿を見て…微笑んであげる事も出来ない…」
- その、最期の一枚から伝わってくるメッセージ
- 『私にとって、ゴッチンへの姿って、これなんだ。この姿が私の、ゴッチンへの「本当の私」なんだ。』
- 一年後
- 夕暮れの雑踏の中、スーツ姿のゴッチン 栄の交差点を渡る
- ふと目を上げる。美しいオレンジの雲。交差点の真ん中で立ち止まる。
- おもむろにカバンからロモカメラを取り出しシャッターを切る。
- ビルに区切られた夕焼けを眺めて、笑いかけるゴッチン
- 「こんな写真じゃ、またカッコつけ過ぎかな」
- 秋風が夏の終わりをつげた
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ちょっと脚色はしました。
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