あと1年

kwsk2004-01-18

今日は名古屋造形大学の卒業制作展に行ってまいりました。
あのー…名古屋芸術大学、危うし!!!!いやね、凄いっすよNZU。
「学生」の域は決して超えちゃいないんだども、その中での勢い・視力・瞬発性、Be Cool。
「学生の内は手描きで絵の楽しさを知ろう」っちゅー学長の変なコダワリで殆どビジュアル作品は手描きで、
中には「イヤこれはMacで、てかむしろその方がエェんちゃう?」みたいのもあったけど、イヤでも、いいよ。
ヴィジュアルの殆どが連作で、一貫して保たれたテンション。
『過程こそデザイン』というハギさんの遺言が私の信条なんですが、あるんだコレ。
でもIDはちょっと弱い気がしました。ケントと話してて、「『パッと見』と『コンセプト』がどれもバランス悪い」と。最後の虫の椅子は好きです。既視感あるけど。ネジ君とかマーティンとかと圧倒されっぱなしやったけど、その中でも一番印象に残っていたのが、
最初のブースの次の、造形実験的部屋の片隅で延々と同じ動きを繰り返していた「牛乳パックと蝿」のヤツです。
簡単に説明すると、多分パックのストローが空気を吸うようになってて、バネで吊られた蝿の模型が「ひたっ」とストローに飛びつき、
しばらくすると「ぺっ」と離れるをただ繰り返すだけ。アレ凄い。超Cool。恐らく今回の卒展で一番お金をかけず、一番インパクトのある作品だと思います。
日芸文に行く前にPARCOの本屋でイルドーザーとかのガスブック初めて見たりしたからまた疲れたよ。
ココが社会だとすると、1年2年の差はそう無いでしょう。そう考えると、チト怖くなる自分にコーヒー1口。